【尻手】新川屋酒店_その2

 

この店に来るのは2回目だ。

 

川崎方面に行く予定があったので、帰りによってみたんだ。

 

「尻手」という南武線で川崎の次の駅にあるんだ。まあガンガン開発されていく川崎駅や武蔵小杉駅とは違い、昔ながらの風情がまだまだ残っている、ちょっと懐かしさを感じるエリアだ!

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左側が酒屋の入り口、右側が飲んでいく人の入り口だ。

 

よくイギリスの古いパブとか行くと入り口が2つあったりするんだよね。あれは昔のヨーロッパの階級社会の制度の名残らしいんだよね。

 

「中産階級の人の入り口」と「労働者階級の人の入り口」にわかれてるんだ。

 

まあ今はそういう風に入り口を分けるような制度はないようだが、昔の社会の残骸ってヤツだ。

 

ちなみにこの店はヨーロッパの階級社会は全く関係ない

 

「買って帰るか?」もしくは「飲んで帰るか?」。That is the question…ってヤツだ!まあ飲んでからさらに買って帰るというオプションもあるんだろうけど、笑。

 

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もちろん俺は「飲んで帰る」。

 

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ヨーロッパの階級社会は関係ないが、泥酔客は入れないらしい、笑。

 

さてと、乾杯だ!!

 

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ここの特徴はね、メニューにレモンサワーセットなるものがあるんだ。

 

「氷ありバージョン」か「氷なしバージョン」かもチョイスできるんだが、まあ大方は氷ありバージョンを頼むだろうな。

 

で、「氷ありバージョン」を頼むと氷がこのような状態でくるんだよ。

 

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すげぇよ!!甲子園みたいだな?

 

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ちなみにここは、自分で飲んだものや食ったものを紙に、この競馬場の鉛筆みたいなもんで書いて最後に会計するシステムなんだ。

 

さて、ここはカウンターになっているので、店主と会話できるのも楽しみの一つなんだが、色々と角打ちについて教えてくれたんだ。

 

店主は少し切ない目で言うんだ。

 

この時代、酒屋が酒屋として生き残っていくには本当大変な時代なんだ。何でかって?だって今はコンビニやスーパでも酒が買えるんだ。そうなると酒屋ってなんだ?生きるってなんだ?社会ってなんだ?愛ってなんだ?その答えが角打ちなんだ!酒の味をその場でお客さんの心に刻んでもらうために!

すまん。。最後の方は俺が勝手に話を作って誇張したが、今やコンビニで酒が買える時代だ。

 

だから、酒屋は必ず街に必要なものではなくなってしまったんだ。

 

酒屋が生き残っていくには、経営の仕方に工夫がいる。その一つが角打ちにして店主がお勧めの酒をお客に飲んでもらったりして、もしお客さんがその酒を気に入ってくれたら、角打ちはもちろん、酒屋としての営業も相乗効果で上がっていく、ということだった。

 

そう、酒屋さんが生き残っていくための方法が角打ちだったんだ。

 

この店は先代が昭和19年に大田区で開いた店らしい。川崎に移ってきて昭和37年から酒屋の経営戦略として角打ちを始めたらしい。

 

帰り際、この店が俺に「生きろ!!必死に生きろ!!」と言ってくれているようだった。

 

ってか、ちょっと暑苦しい締めくくりだが、普通に楽しく美味しく飲める店だよ!(^_−)−☆

 

[営業時間] 17:00~22:00 日曜は~20:30 (食べログより)
[使った金] ¥1000円くらい(レモンサワー、ナカ、冷や奴)
[場所] 神奈川県川崎市幸区南幸町3-104


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