【三田】内田屋西山福之助商店_その2

 

午後8時を回っていた。

 

角打ち的にはこの時間になると閉まってしまう店も少なくない。

 

そう!角打ちの夜は早いんだ。

 

俺は、三田にある以前も来たことがある角打ちの前にさしかかった。

 

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(どう見てもこれは閉まってるな・・・。)

 

だが、まだ中にはお客さんがいて結構盛り上がってるようだ。

 

俺はとりあえず入るだけ入って、「もう閉まってるか」を聞いてみたんだが、そしたら店主が「あっ、いいですよ!どうぞ!」とのことだったので飲んでいくことにした。

 

(ラッキーだ!)

 

中に入ったら、店主が酔いつぶれたお客を介抱しているようだった、笑。

 

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前に来た時も思ったが、ここは何か優しい店なんだよね。

 

以前も一人寂で飲んでると、その時は店主ではなくおばちゃんがカウンターから「お仕事はこの辺りなんですか?」等話しかけてきてくれたりしたんだよ。

 

さて人は人、俺は俺だ!例のごとく冷蔵庫から、飲み物をチョイス、商品棚から缶詰をチョイス!

 

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俺は所定の位置へとむかった。

 

ちなみにこの日は、いつものサバ缶ではなく今流行ってるタイカレーの缶詰にしてみたんだ。

 

店主が親切にも皿にあけてくれた。

 

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このタイカレーの缶詰はやったら美味いね?

 

俺、家で飲むときも、このタイカレーの缶詰は最近よく買ってる。

 

さて、営業時間も終わってるので、お客さんも皆帰って、俺1人になった。

 

(長居しちゃ悪い。これ飲んで帰ろう。)

 

と思っていたら、急に店主がやぶからぼうに話しかけて来たんだ。

 

「私、昨日、富士山に行ってきました!」

 

(な、、、なんなんだ??)

 

俺、ショットバーのようにカウンターがあって店の人とお客が会話できるような店にはよく行く。角打ちで飲む時もなるべくカウンターがある店はカウンターで飲むようにしている。

 

店の人との会話も楽しみの1つだからね。

 

そういった場合は、よく店の人から「お住まいはこの辺なんですか?」とか先ほど書いたような「お仕事はこの辺なんですか?」とか「よくこの辺で飲まれるんですか?」等の話から始まる。

 

いきなり「私、昨日、富士山に行ってきました!」って言われたのは生まれて初めてかも知れない、、笑。

 

何か、会話の始まりというより報告のような感じだな?!笑

 

しかも富士山だよ?富士山!東京近郊の高尾山とかじゃなくて、富士山だよ?!

 

しかし「富士山に行った」と突然言われると、何か神がかりなものを感じて、俺が富士山に興味があろうとなかろうと必ず聞かなきゃいけない気分になっちまう、

 

これが、日本一の名山たらしめてる富士の魔力ってヤツなんだな?笑

 

店主は事細かに

  • 高尾山にも行ったのだが、高尾だけでは満足できず高尾から富士に行った話
  • 山梨サイドから見る富士と静岡サイドから見る富士の違い話
  • ご自身は東京出身なのだが、親戚が富士付近におり、富士には特別な思い入れがあること

を語ってくれた。

 

何か富士山観光協会の人と語っているかのような気分だ、笑。

 

さて、この店の歴史は古い。

 

開業したのは明治時代とのことだった。

 

三田の街も当時と今とではまるで違ったらしい。

 

まあそうだよね?品川が海岸沿いだったっていうんだから、三田のあたりだって国道15号よりも東に行ったらきっともう海だったんじゃないかな?

 

店主はなつかしそうに語ってくれた。

 

明治のころはね〜このうちの前の道路は川ってか運河だったんだよ〜懐かしいな〜

どう見ても店主は明治生まれではなさそうだが、おそらく店主の生き抜いたであろう昭和中期の時代も運河だったのかな?

 

いずれにしても、何かどこまでも話し込んでみたい店主だった。

 

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ちなみにここが先ほど書いた元運河であった道だ。

 

楽しかった!

 

 

[営業時間]: 17:00~20:00
[使った金]: 400円くらい (酎ハイ350ml、タイカレー缶詰)
[場所]: 東京都港区芝4-7-1


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