【品川】大平屋酒店

 

今回も品川だ。

 

港南口の「旧海岸通り」をチャリでプラプラ走っていたら、何やらディープな店構えの角打ちがあるじゃないか!小綺麗な角打ちもいいが、角打ちといえばどうしてもこのディープさに魅かれてしまうよな?!

 

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何と言うか、、角打ち中の角打ちといった感じの店構えだ。

 

店の右側が酒屋になっていて、左側が角打ちスペースだ。両方に入り口があるが、レジカウンターの前の通路から行き来することも可能だ。人のいいおっちゃんと、もの凄い気さくな大阪にいそうなおばちゃんがやっている店だ。

 

さっそく俺は自転車を折り畳み、例のごとく第3のビール&サバ缶の不動の2トップを買い、角打ちスペースで飲む事にした。

 

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角打ちスペースには午後5時だが、既に4、5人のお客さんがおり、楽しそうに飲んでいた。

 

この店はテーブルが長テーブルというのもあり、自然とお客さん同士がコミュニケーションを取りやすい雰囲気になっている。角打ちで初めて会った人同士が飲みながら酔っぱらいの会話を繰り広げるというのは、人生の素敵な1場面だよな?!

 

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飲んでいたら先客の1人が話しかけてくれるんだ。

 

その人は、推定年齢60歳くらい、デニムのベストにGパン、頭にはバンダナを鉢巻きのように巻いている、といった「あんた、浜田省吾ですか!!」って言いたくなるようなイデタチの人だった。

 

浜田省吾とスギちゃんを足して2で割って、大きく高齢化させたような方だった。

 

浜(仮名):「今日は電車が大変だったね?京浜東北が事故で止まっちまって他にもいろいろ遅れてたらしい。」

 

(そうだったのか・・・)

 

仕事辞めてから、通勤電車なるものには全く乗ってないので、電車の状況なんてさっぱりわからなかった。まあ、浜省さん(仮名)も電車に乗って通勤してそうな感じというよりも、あからさまに近所の人って感じだったけどな。。笑

 

浜省さんはさらに、日本酒をグイッと豪快にあおりながら言うんだ。

 

浜(仮名):「あーいう事故があった時に、電車に閉じ込められて一番辛いのは、便所に行きたくなった時なんだよ!!俺はもうあれがトラウマでねぇー。あーーーー!漏れるぅーーー!って一瞬気を失いそうになるんだよ。。漏れるぅーーーー!って」

 

彼は「漏れるぅーー!」って当時を思い出しながら言う時、今この場で漏らすんじゃないか?って心配になるくらい臨場感あふるる絶妙な苦しそうな表情で話すんだよ。

 

そこに、50代くらいの身なりのよい中間管理職っぽいサラリーマン風の2人組が我々の会話に入ってきた。

 

中間管理(仮名):「わかります!!あの苦しさと言ったら地獄ですよね?あの漏れるぅーーー!の瞬間!!」

 

その方も非常に苦しそうな表情で、その辛かった人生経験を話してくれた。

 

人に歴史ありだな?どんな人間も年を重ねると一定の困難を乗り越えて現在に至っているということがよくわかった。困難を乗り越え辛い一瞬を思ひ出として飲みながら語れる時、人は人に優しくなれるんだな。

 

俺は楽しく(下世話な話題を)語らいながら、角打ちでまた一つ人生を学んだような気がする。

 

そいえば店に貼ってあったポスターの三浦カズ、やけに若い!笑

 

帰り際、角打ちスペースから酒屋スペースを見てみたら、既に酒屋スペースまで飲み客でいっぱいだった。

 

角打ちスペースに入りきらないお客さんは、カウンターや、酒屋の棚に飲み物を置いて、飲みながら人生のひとときを楽しんでいた。

 

素敵な夜だぜ!

 

 

[営業時間]:不明 (食べログより)
[使った金]:700円くらい(第3のビール、缶チューハイ、サバ缶)
[場所]:東京都港区港南2-4-9


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